12:30〜15:30 サイド防虫ネット張り 今日は午後からサイド防虫ネットの設置作業に取り掛かりました。このネットを張って風通しを確保しながらも、害虫の侵入を防ぐための第一防衛線です。この時期は特に虫たちの活動が活発になるので、どれだけ隙間なく張れるかがカギになります。 まずはハウスのサイド部分にネットを広げていきます。風が強い日だとネットが風に煽られて、取り付けるのに苦労しますが、今日は穏やかな天候に恵まれ、スムーズに作業が進みました。「防虫ネット」といっても、細かい作業が多く、ちょっとした隙間や緩みが後々の被害につながるので、丁寧に取り付けていきます。 ハウスを覆うようにしてネットが張られていくと、まるでハウスが大きな守りのシールドをまとったようで、しっかりといちごを守る準備が整ったと実感しました。 枯れ苗の植え替え 次に取り掛かったのは、枯れ苗の植え替え作業。定植後、どうしても枯れてしまう苗がいくつか出てくることがあります。原因は様々で、土のコンディションが合わなかったり、日照りが強すぎたりと、いろいろ考えられますが、枯れた苗をそのままにしておくと隣の健康な株にも悪影響を与えかねません。 枯れた苗を慎重に引き抜き、新しい苗をその場に植え替えます。新しい苗を植える際、根がしっかりと土に密着するように、優しく手で押さえながら定着させるのがポイントです。苺の苗はデリケートなので、少しでもストレスを与えないように気を配ります。 植え替え作業をしていると、「これで新しい芽がまた元気に育ってくれるといいな」と思わず願いを込めてしまいます。こうして手間をかけて育てた株がやがて豊かな実をつける日を思い描きながら、一株一株にしっかりと向き合っていきました。 コンテナの洗浄作業 さらに今日はお借りしていたコンテナ洗浄も行いました。苗の運搬に使ったコンテナは土や残留肥料がこびりついていることが多く、次の使用に備えてきれいにしておくことが大切です。 洗浄は一見地味な作業ですが、これも衛生管理の一環。土に残っている病原菌や害虫の卵を取り除くために、ゴシゴシと丁寧にブラシでこすり、水でしっかりと洗い流していきます。汚れがなかなか落ちないところは、高圧洗浄機を使ってしつこい汚れを吹き飛ばし、ピカピカに仕上げました。 次に備えて 今日は午前中に行った作業に加えて、午後は防虫対策や苗の手入れ、そして道具の手入れと、ハウス全体の「守り」を固める一日になりました。これでまた、苺の株たちがより快適に育てられる環境が整ったはずです。 これから秋も深まってくると、気温や湿度の管理がさらに難しくなりますが、作業を丁寧にこなしていくことで、苺が順調に育つよう引き続き気を配っていきたいと思います。 これからも苺の成長を見守りながら、必要なケアを欠かさず続けていきます!