7:00〜15:30 葉かき5〜8棟と草取り 今日は5〜8棟の葉かきと、草取りからスタート。葉かきは苺栽培において重要な手入れの一つで、光や風をしっかり通すための作業です。古い葉や重なり合った葉を丁寧に取り除き、苺たちに最適な成長環境を整えていきました。 今日の葉かき作業中、特に感じたのは、夏の間にぐんと成長した葉が密集していることで、湿気がこもりやすく、病気が発生しやすい状況が見え隠れしていること。しっかりと間引くことで、病気の予防だけでなく、実がつく時期に向けてしっかりと準備が整いました。 また、草取りも並行して行い、苺たちが栄養を奪われないように畝周りをきれいにしました。特に根元に近い雑草は放っておくと病害虫の温床になるので、こまめな除草が必須です。今日も草取りチームと連携し、スムーズに作業を進めることができました。 15:30〜17:00 本田と苗床の防除作業 午後は本田と苗床の防除タイム。気温が落ち着いてきた頃を見計らって、炭疽病や灰かび、ヨトウムシをターゲットにした防除を実施。苗床では、炭疽病の防除に加え、特別に「OK-F-1」という薬剤を使用しました。 炭疽病と灰かびの脅威 この季節は特に炭疽病と灰かびの発生リスクが高くなります。湿度が上がると葉や茎に斑点が出やすくなり、放置すると病気が広がってしまうため、早めの防除が欠かせません。防除剤をしっかり散布することで、これからの気温の変動にも対応できるように備えました。 ヨトウムシとの終わりなき戦い さらに、ヨトウムシも依然として要注意。この小さな虫が苺の葉を食べてしまうと、せっかく整えた環境も台無しになるため、常に見張りを強化しています。 明日への展望 葉かきも進み、防除も無事に終えることができましたが、気を抜けないのが苺栽培の難しさ。特に今後の天候次第では、さらに防除や管理が必要になるため、注意深く苗たちの様子を見守る予定です。週末にかけての気温や湿度の変動に対応できるよう、明日も引き続き準備を進めていきます。 今後は、秋の気候に向けてさらに手入れを進め、最高の苺が実るための準備をしっかり整えていきたいと思います。