午前:葉かきで苺に新鮮な空気を
今日は朝から苺ハウス⑨①②の葉かき作業を行いました。ここまで成長してきた苺たちには、これからの実りの時期に向けてさらなる準備が必要です。古い葉を丁寧に取り除き、株全体に日光と風がしっかり届くようにすることで、苺の健やかな成長をサポートします。毎日見ているからこそ、細かな変化にも気づけるようになり、株一つ一つの状態に合わせて作業を進めていきます。
午後:苗の植え替えと雑草取りで環境整備
午後は、②③のハウスに移って葉かきを続けました。さらに、これまで気になっていた雑草の除去も実施。雑草が繁茂すると、苺に必要な栄養分を奪ってしまうため、抜き取って土壌の状態を整えました。また、成長が遅れていたり元気のない苗は、適切な位置に植え替えて育成バランスを調整しました。この微調整の積み重ねが、苺栽培の成功に繋がっていくと実感しています。
夕方:病害虫対策で安心を確保
夕方には、防除作業が待っていました。炭疽病やうどんこ病、そしてヨトウムシやハダニといった害虫を防ぐための散布作業です。気温の上昇や湿度の変化に敏感な苺にとって、この作業は非常に重要です。防除剤を均等に行き渡らせ、病気や害虫から苺を守ることで、これからの実りに備えます。
明日への展望
苺ハウスでの作業は毎日違った課題があり、昨日と同じことを繰り返しているようでも、その日の状況に合わせた微調整が必要です。今日もひとつ、苺たちの成長を後押しできた実感があります。明日はさらに成長を加速させるための作業に取り組む予定です。