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7:00〜11:00 1〜3棟 マイカ線直し・追加作業

今日はしっかりと基盤を整える一日です!前の日にマイカ線の準備と事務処理を終わらせて、1〜3棟のハウスで、マイカ線の調整をメインに行いました。マイカ線とは、ハウスの支柱をしっかりと固定し、風などの外的要因による揺れや倒壊を防ぐための補強ワイヤーのことです。特に台風や強風時にはこのマイカ線の張り具合がハウス全体の強度を左右するため、とても重要な役割を果たしています。

ハウスを支える「見えない力持ち」とも言えるこのマイカ線。今回は、経年劣化による緩みや摩耗が見られる箇所を中心に、調整と追加作業を行いました。まずは一本一本を点検し、緩んでいる箇所を見つけてはペンチで締め直し、全体が均等なテンションになるように微調整を行いました。この作業は、一見地味で根気が必要ですが、ハウス全体の安定性を保つためには欠かせません。

また、一部の場所では新たにマイカ線を追加設置しました。過去の強風で弱くなった部分を補強し、耐久性を向上させることを目的としました。こうした準備を怠らないことで、これから迎える秋冬の強風シーズンにも耐えられるハウス環境を整えることができます。

12:30〜15:00 草取りと寒冷紗剥がし

午後からは、ハウス内外の草取りをしました。畑やハウスの周囲に生える雑草は、苺の成長を邪魔するだけでなく、病害虫の温床にもなりかねないので、こまめに取り除くことが大切です。草刈り機を使うところと、手作業で引き抜くところを使い分けながら、根っこからしっかりと除草しました。作業が終わる頃には、ハウス周辺がすっきりと整い、見た目も気分も爽快!

その後は、ハウスを覆っていた寒冷紗(遮光ネット)を丁寧に剥がしました。夏の間は直射日光を防ぐために使用していた寒冷紗ですが、気温が少しずつ下がり始めたこの時期、苺たちにはしっかりと光を浴びてもらい、これからの生育を促すことが目的です。

剥がし作業は、風で寒冷紗が舞い上がらないように慎重に行い、一気に外すと苺の葉にダメージが出ることもあるため、少しずつゆっくりと進めていきました。取り外した寒冷紗は汚れや破れがないかを確認し、来年また使用できるようにきちんと折りたたんで保管しました。作業を通じて、苺の株たちが久しぶりに思い切り太陽の光を浴びている様子を見ると、これからまた一段と元気に成長してくれる予感がして嬉しくなりました。

作業の先に見据えるもの

今日はハウスの基盤強化と、苺の生育環境を整えるための草取りや寒冷紗の調整と、基礎的な作業が中心でしたが、こうした積み重ねが、最終的な収穫につながっていきます。寒冷紗を外したことで、苺たちも新しいステージに突入し、これからの成長がさらに楽しみです。

今後も、天候や成長具合を見ながら防除や追肥を行いつつ、次に向けた土壌づくりも並行して進めていきます。今日のように、一見地道な作業でも確実にこなしていくことが、最終的に甘くて美味しい「あまおう苺」を作るための秘訣だと信じて、丁寧に進めていきたいと思います。

明日も苺たちと向き合い、さらに良い環境づくりに努めていきます!

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