ビニールハウスの上に乗り、皆でマイカ線の準備を行いました。 マイカ線とは中にワイヤーが入った、結びやすくて、ほどけにくい黒いベルトのことです。 いちごのハウスにかけるビニールが、風や雨などでめくれてしまわない様に補強として使います。 ハウスにビニールを張る前作業として、ハウスの上に登り、マイカ線をハウスに取付て下準備をしました。 右側がマイカ線を取付る前で、左側がマイカ線を取付た後の写真です。見比べると違いが分かりやすいですね。 マイカ線を準備している様子を撮った動画と、完了後の動画をお楽しみください~ いちごハウスでもビニールを使いますが、海外の家の外壁の更に外側でもビニールが使われています。昔は木造の家にはペンキを塗り、木材を雨風から守ってきました。しかし、ペンキは数年すると剥げてくるので、数年に一回必ず家をペンキで塗らなければいけませんでした。ビニールサイディングと言うビニール製の横長のパネルを外壁に取り付けると、半永久的にペンキを塗り直さなくても良くなりました。 ビニールは人工物で環境に優しくないイメージがありますが、色々な所で人の生活に役立っています👍🏻
鳥さん達がいちごを食べてしまわない様に、緑色のネットを張りました。 鳥が入れないけれども、ミツバチは入れる位のちょうどいいサイズの網目になっています。 人間と同じ様に鳥もいちごが大好きなんですね。勝手に食べられない様に気をつけなければいけません。 ハウスの上に登ってと、ハウスの下から上を見上げて、ネットの取付を行ってます。 その様子の動画は以下をご確認ください。 ところで、防鳥(ぼうちょう)と鳥除(とりよけ)では意味が異なるみたいです。 防鳥とは、「鳥が近づけない様にネットで保護すること」鳥除とは、「鳥が嫌がる様な対策をしてなるべく近づけない様にすること」の様です。 今回の様に、防鳥用ネットを取付れば、鳥を完全に防ぐ事が出来る「防鳥」です。しかし、例えばDVD💿等を吊るすだけで、鳥が近づくのを減らす「鳥除」が出来ます。 鳥除の方が楽ですが完全ではありません。防鳥の方が大変ですが確実なので、そちらを導入しています⭐
理由その①:寒さ対策いちごのマルチと呼ばれる黒いフィルムを張る最大の理由は、「いちごを寒さから守る」ためです。冬の寒い朝、暖かくて心地いい、お布団から起きるのが嫌な私達と同じ様に、いちごちゃん達も寒いのには弱いのです。布団やこたつの様に、マルチでいちごを保温してあげなければいけません。 理由その②:乾燥対策冬は肌がカサカサしてしまい、モチモチ肌を保つ為の保湿クリームが必須。いちごも同じく、乾燥に弱く、湿度が高い方が好きなのです。マルチで根の周辺の水分を保ちます。 理由その③:雑草対策脱毛して、ムダ毛処理が不要になるのと一緒ですね♪黒マルチで光を通さなければ、雑草が生えてくるのを抑えられて、楽チンです⭐ 理由その④:害虫対策変な虫がつかない方が良いのは人も同じですね(笑)マルチがあると、ダンゴムシやナメクジたちも、かわいい箱入り娘のいちご達に手を出しにくくなります☺ 理由その⑤:汚れ対策人も綺麗な方が良いですよね。私も日頃から身だしなみに気をつけなければ・・・マルチがあると、土に触れないので、綺麗な状態が長続きします。 ただの黒いフィルムのマルチが、こんなに良いこと尽くめとは知りませんでした。 ACジャパンでお馴染みのコンビニでラップcmの様に、人も見かけに寄らないことが大いにありますが、見た目ゴミ袋の様な黒マルチが、まるで宝物の様に価値のあるものに見えてきました。 人も物も、外見ではなく、中身なのですね✨
9棟全部の定植が完了して、その後弱った苗が出てきていましたので、弱った苗を写真の様に強い元気な苗に交換する作業を行いました。 一時はどうなることかと思いましたが、優しい皆様の力を借りてとっても良い状況になってきました。作業を手伝って頂いている方達を始め、苗を分けて下さった、心優しい方々に感謝します。 このまま元気な苗が育って、いちごの実を沢山つけてくれたら嬉しいです。 炭疽病にかかった苗を廃棄する時には、本当に気持ちが滅入りそうになりましたが、「捨てる神あれば拾う神あり」という通り、 世の中には困っている時に非情に見捨てる人がいる一方で、思いがけず助けてくれる人もいる。ということを肌で感じました。 人は誰でも良い時は良いのですが、厳しい環境やキツイ状況に陥った時に、本来の姿が明らかになるのだな。と感じました。 色々な人の身の振り方を見て、私自身は、見捨てる方の人ではなく、助ける人の方に周りたいなと考えていました。 コンテナを洗っていて、綺麗に澄んだ空が見えた写真をシェアします。黄色と青のコントラストがまるでウクライナの国旗の様でした。早く戦争が終わって、ウクライナの人々が安全な生活を送れる日が一日でも早く来ることを願ってやみません。
今日は、ケルヒャーK4の高圧洗浄機で、泥だらけのいちごの作業に使った黄色いコンテナを綺麗に洗浄しました。 以下の写真がビフォー(泥だらけ状態)、アフター(洗浄後の綺麗になった状態)です。 Kärcherを購入前には、デッキブラシで1個1個をゴシゴシこすって磨き、綺麗にしていましたが、数が多すぎて、デッキブラシでは時間がかかりすぎてしまいました。 途中であきらめて、高圧洗浄機のKärcher K4を買って使った所、威力がちょうど良く、綺麗に汚れがとれました。 Kärcher最高 👍✨ 多少お金をかけてでも、道具を揃えて、時短が出来た方が気持ちがいいですね。 人間は道具を作って、使う唯一の動物だそうです。おさるさん🐵の中には、道具を使う動物もいるのですが、作って使う動物は人間だけだそうです。ほんの一例では、どんな動物よりも速く走れる車を作ったり、どんな鳥よりも速く飛べる飛行機を作ったりしています。 私は買ってくるだけで、作る訳ではありませんが、人間である以上、道具を使って、より良い仕事が出来るのであれば、その方が良いと考えています。 フランスの哲学者アンリ ルイ・ベルクソンは、道具のための道具を作ったりする創造性が人の知性の本質であると言い、創造性をもつ人をホモ・ファーベル(工作人)と言いました。 この言葉を聞いた時、動物とは違う「人」としてのプライドを感じ、いい気持ちになりました。私も創造性を持って、色々なことにチャレンジしていきたいと思います。
プレハブにホワイトボードがあるのですが、そこにとってもかわいいイラストが描かれていましたので紹介させてください😄 茎の下の部分にCrown(クラウン)と書かれているのに気が付きましたか? いちごのクラウンとは、茎の上のちょっと出っ張った部分で、ここからいちごがなります。クラウンの先端には成長点があって、茎から葉や花などが出てきます。 差し苗をする時や、定植をする時には、クラウンの位置を畝の内側に向く様にして畝の上にいちごがなる様にします。これを内成り(うちなり)と言います。人が通る、畝の外側にいちごが成ると、いちごを足で踏んだり蹴ったりしてしまい、いちごを痛めてしまいます。大事ないちごちゃん達なので、そんな事態は避けなければいけません。ちなみにランナーはクラウンとは反対方向に出てきます。ランナーは次の芽🌱が生えてくる部分です。 クラウンとは王冠♔という意味があります。あまおうは別名「いちごの王様」と言われますので、王冠♚と、とても合ってますね☆
大方、定植が終わりました🐣✨🤭 まだ1棟半くらいは定植できそうなスペースは残ってますが、炭疽病のあるボロボロの苗を定植してしまうと、定植後も炭疽病が蔓延してしまう可能性があります😅その為、どうするかは、検討に検討を重ねる必要があります。 今ある元気な苗を定植するのに18時に終わるかどうかと感じていましたが、15時の休憩でのジュース🥤とアイス🍨が効いたのか、皆のラストスパートが凄かったです✨✨✨なんと16時50分に全て植え終わりました😳 皆驚いて、喜んで、終わったら速攻で全員が帰宅しました~ 皆かなり疲れたと思いますが、本当に良く頑張ってくれました❕🐥ありがとう❣ 少し状況が分かる写真やビデオをのせます!
ここ最近毎日、10人程の方達に入って頂き、苗の移動と定植を行っています。 軽トラ2台を使って苗の移動の作業をするグループと、定植作業のグループと、2グループに分かれて作業をしています。 作業をしていると、虹🌈がかかっているのが見えました! 虹は幸運の前触れと言われているそうです。虹のふもとには宝物が眠っていて幸運の象徴なのだとか。 確かに、いちごが眠っている、幸運のいちご畑ですね☆ミ もしかして、『耕耘』したからでしょうか?! 畝に定植用の穴を開ける機械や、定植の様子の写真をご確認ください。 定植状況の動画は以下のリンクをクリック🌰
雨で畝が濡れるのを防ぐ為のビニールと土嚢を皆で全部とって、それから土が乾いているところの畝を軽く手直しをしました✨🤭 今年の夏は、今までにない高温多湿で炭疽病が沢山出ました。 苗を捨てている時にはとても不安で嫌な気持ちになりましたが、ですが、嫌なことが無ければ、好きなことの有難さも分からない。と私は考えています。 例えば、好きな作業は何?と聞かれても、こんなしんどい作業は嫌い、という方がイメージしやすかったりしません?それ以外の作業は嫌いではない=好きと言えます。 嫌いなこと。とは、好きなことの裏返しなんですね。 つまり、嫌いな気持ちがあるからこそ、好きなことが分かりやすくなります。 難しいかもしれませんが、嫌なことがあった時には、好きなことが分かるチャンス!ラッキー!と思い、 『嫌』と思う気持ちをないがしろにせずに大事にして、積極的に『好き』に変えて行けたら、 嫌な気持ちも少しはましになりますかね✨ ということで、以下のリンクから畝の状況の動画もご確認下さい♬
畝のビニールを外すには、左側の写真の様に、上のお水をポンプで抜く必要がありました。 そうでないと、45m×7mもあるビニールは重たくて持てません… ビニールは端から真ん中に向かって出来るだけ空気を抜きながら、水も入らない様に丁寧に重ねて小さな一本の線になる様に畳みます。 右の写真はめちゃくちゃ綺麗に出来てますね。 これで、持ち運びがしやすくなり、みんなが助かります。 ちなみにビニールは、英語でプラスチックと言い、ビニールハウスはプラスチックハウスと言われることもあります。 しかし、ビニールはポリエチレンで出来ていて、燃やしても有害物質のダイオキシンが出ないのに対して、プラスチック製品はダイオキシンが出る物が多い様です。 英語では同じプラスチックなのに、ゴミの分別では、ビニール袋は可燃、プラスチックは不燃と分けるのはそういう理由があるんですね✨ 最近の防除の様子は以下リンクからご確認ください〜
定植(ていしょく)とは、いちご🍓の赤ちゃん苗🌱を土を盛り上げた畝に植えることを言います。 畝(うね)はいちごのベッド🛏との名前の通り、綺麗にしておいてあげなければいけません。例えば、定植前の畝は水がかかりすぎてはいけません。土に水が入りすぎると、 ・土が柔らかくなって、畝がつぶれてしまいます😥・土を練ることになり、水はけが悪くなります😥・土の中の酸素が外に出されて酸素不足になり、根から呼吸ができません😭 その為、写真の様に大きなビニールを畝の上にかけて雨をしのぎ、定植が出来る状態を待ちます。 定植が出来る状態とは、花芽分化(はなめぶんか)した状態です。花芽分化とは、苗に花が咲き、実がなる状態のことを言います。人で言うと、少女→成人することと同じで、妊娠が出来る状態を言います。この状態になるまでは定植が出来ません。 それまでは箱入り娘たちを大事に面倒見る様にします( ´艸`) リンクから動画もご確認下さい☆
圃場にプレハブとトイレが届きました~✨これでやっと日陰での休憩も出来る様になりましたし、外までトイレを借りに行かなくても良くなりました。 だんだんと、施設が揃ってくると、働きやすくなってきました。 「物が揃う」とGoogle翻訳をすると、「everything is ready」と出ました。全て準備が出来たという直訳ですが、施設や道具が揃って、やっとスタートラインに立った。これからが本番!という感じがしました。 台風🌀が来る前に、トイレをチェーンで地面に埋め込んだアンカーと繋げ、本田のビニールは土嚢で飛ばない様に、台風対策をしました。これで安心です😄 赤ちゃん苗も台風に負けずに無事にいてくれることを願います!🙏🏻
本田のいちごの耕耘と畝立てが9/10(土)、9/11(日)、9/12(月)の3日間で完了しました! とっても、しんどかったのですが、皆の力を合わせて、雨☔や台風🌀が来る前に終わらせることが出来ました~雨が降ると、土が水を含んで、畝がきちんと立てられなくなってしまいます。また、その後の定植(ていしょく)という、苗を植えていく作業にも、悪影響を及ぼしてしまう為、一旦畝立てが完了すると、ビニールを被せて、雨から土を守ります。 耕耘機🚜のビデオは下のリンクから見ることが出来ますが、とっても動きが遅いです。1棟を耕耘するのに、1時間近くもかかってしまいます。 更に、耕耘後には、肥料を撒いたり、畝の間の間隔を測ったり、測った位置を足で踏んでいって印をつけたり、管理機(かんりき)と呼ばれる畝立て機を使って、土を左右に飛ばして畝を立てていきます。 最後には、足がガクガク震えて、今にも倒れこみそうな位に疲れましたが、畝立てというビッグイベントが完了し、安心しました。 本当に暑い中、皆頑張ってくれました。 皆様、ありがとうございます! P.S. hurtin heart様メールありがとうございます。ご返信させて頂いたのですが、メールが届かず、こちらに返信させて頂きます。 ブログに共感頂きましてありがとうございます。とっても嬉しいです。 本当に1からスタートするのは、色々なトラブルもあり、大変なこともありますが、この様に共感頂けて、ご連絡頂けることが、私のやり甲斐に繋がっていて、これからも頑張ろうと思われてくれています。 そうです。いちごは12月~1月には出来ていると思います。是非、圃場にお越しください。もし、その時に宜しければ、一緒に作業しましょう! Moë’s
工事業者様👷の頑張りにより、ついにいちご🍓ハウスが完成しました🏗 立派なハウスが9棟も建ちました。下のリンクから更に沢山、写真を見てください👀 とりあえず、まずは、肥料を撒きました💦撒いた肥料は、新生いちご、石灰、ようりんです。紐付きの大きなバケツを肩にかけて、土に撒いていきます。これで、栄養のある良い土になって、いちごが元気に育ちます。 その後は、耕耘機の出番です🚜耕耘機の運転をしてみました~短い動画ですが、以下のリンクからご覧いただけます。 🌞太陽が綺麗です🌞
ハウスのトンネル部分は完成しました!まだ入口や電気関係はこれからです。 トンネルが出来たので耕運機🚜を使って弾丸(だんがん)という作業をやってもらいました。 弾丸とは、重たい鉄の球を耕運機🚜の後ろに付けて、地中30cm位の土の中に溝を作って、 水の流れる通り道を作る作業のことです。これで、土地の排水性が良くなりました。 畝作りの為に、いちご🍓の根を耕す深さは表土15cm位です。 表土(ひょうど)とは、土の表面のことです。 表面から15cm下にいちごの根を耕すと、いちごは元気よく育ちます。 なので、あんまり深く掘りすぎてもダメなんです。 ハウス1棟の長さは45mもあります。 弾丸のビデオを見るには、下のリンクをクリックしてください~
今日はMoë’sのチーム5人全員が揃う初めての日でした🌞㊗ 人数が多いとやれることも多くて仕事のスピードもはやい、はやい🚀 葉かきチーム🌿と、土入れ&差し苗チーム🌱に分かれて作業しました。 永遠に思われた葉かきは、やっと今日終わりました😉 差し苗をして、久しぶりに赤ちゃん苗を補充することも出来ました😊 炭疽病で苗を捨ててばかりだったので、このプラスは大きいです🙆 それ以外にも、溜まっていたいたゴミも片づけられて、スッキリ😆 みんなで力を合わせて、よくがんばりました💯
葉かき、がんばりましたぁ~まだ終わってないですけど…ですが、北側の棟、4畝が終わり5畝目に入りました。💦全部で12畝ありますので、残り8畝です👩🏻‍🌾 2年目以降は腰を曲げなくても作業が出来る台が届くので楽になりますが、1年目の今年だけはまだ設備が整っておらず高さの低い畝での作業をしてます。腰を曲げての作業はキツイ為、葉かき作業は小さいコロコロのついた椅子に座りながら行います。 今日は3人👩🏻‍🌾👩🏻‍🌾👨🏻‍🌾で作業しましたが、この椅子が2個🪑🪑しかなかったので、急遽ホームセンターに買いに走りました。🚙 ホームセンターには、鉄だけで出来ていて、高さ調整機能の無い廉価版もあるのですがそれは選ばず、こちらの椅子を選んでいる理由は、 🍀座面にクッションが入っていて気持ちいい、🍀高さ調整機能もあり、作業に合わせて高さを変えられる🍀コロコロも少し幅があって安定している からです。それでも作業を続けると、体はしんどくなります。道具🛠にお金をかけてでも、少しでも人に対する負担を少なく出来る様にしたいです 葉かきが完了した苗の動画をご覧ください。🌱すっきりして、綺麗でかっこいいです。
苗が良く育つのはいいことですが、2、3週間位すると、葉っぱが4枚~5枚も茂ります。 実は、葉っぱが多くなると、苗にとっては悪いんです。 逆に葉かきをして、葉の数を減らすと、こんなにいいことばっかりです。 ⭐水が根に届きやすくなる。⭐風通しが良くなり、病気が発生しにくい。⭐栄養が必要な葉や実に届く⭐葉と葉が重なっての影がなくなり、光合成が効率よく行われる⭐古い葉が取り除かれて、病気予防が出来る しかし、苗が育つスピードが早く、葉かきが追い付きません。その為だけではないと思いますが一部、炭疽病の苗が出てきてしまいました。 炭疽病は他の元気な苗に感染してしまいますので、頑張って育てた苗ではありますが、炭疽病が出た苗は廃棄しないといけません。念のため、その周りの苗も廃棄しています。 手塩にかけて育てた苗を廃棄する時、とても悲しい気持ちになりました。しかし、黒くなった病気の苗を捨てる時に見ていると、違うかもしれませんが、自分の体の中に病気を抑え込もうとしているのかな?という風に思えました。病気になっていない苗の方が多いのは、廃棄になった苗が病気の広がりを出来る限り抑えてくれたからかもしれません。 病気の苗には「頑張ってくれてありがとう。」と心の中で言いながら廃棄しました。 この苗達の無念を無駄にしない為にも、元気な苗を引き続き育て、綺麗で美味しいイチゴ🍓を育てよう!と気持ちを新たにしました。
前のブログに引き続き、灌注(かんちゅう)作業を行いました。灌注とはジョウロでいちごにお薬を撒くことを言います。 葉かきをしながら、灌注の作業を終わらせました☺ 灌注に必要なダイアジノンSLゾルというお薬は希釈800倍にして薄めて使います。 今回の作業では、なんと4畝で500リットルの大量の水が必要でした。全部で2棟ありますので、12畝分を完了させたことになります。つまり、1,500リットルの水を使った計算になります。 いちごやミツバチに対しては優しく、いちごに悪いことをするコガネムシにだけ対策が出来ました😊 いちご🍓達が元気に育ってくれることを祈ります。 以下のリンクで、是非動画もご確認ください!
今日は灌注(かんちゅう)をしました。灌注とはジョウロ🚿でいちごにお薬を撒くことを言います。大きな容器の中に薄めたお薬を入れて、ジョウロ🚿でいつもの灌水と同じ方法でいちご🍓の赤ちゃん苗🌱に撒きます。 Moë’sでは、写真の大きなオレンジ色の容器に水とお薬を入れて、かき混ぜて撒きます。 灌注によって、安定してお薬の効果を持続させることが出来、コガネムシの対策が出来ました😊 途中で雷⚡️と大雨☔が来たので、残りはまた明日します🌸 雷🌩の音が早かったので、とても近い位置に落ちていました。 本当に怖かったぁ~~💦
今日は福岡県は38度の猛暑になりました。 今週から来週にかけて、晴れ☀の日が続いています。晴れが続くと、苗が乾燥してしまい、最終的に枯れてしまいます。それを防ぐ為に、苗に十分に水をあげる必要があります。 スミサンスイ(ゴムのチューブ)の中に水を流して、無数に開いた小さな穴から水を撒く今の自動潅水システムでほとんどは大丈夫ですが、自動潅水だけでは、苗に十分にお水が行き届いていない部分もでてきており、苗の一部は萎れてしまっていました。そこの部分の水やりを補う為に、手動での手潅水が必要になっています。 写真の様に、手潅水用のホースの取り回しを行い、杖の様なじょうろを使って、1時間くらいかけて端っこを中心に手潅水しています。 萎れた苗も、手潅水後に水が行き渡ると、また起き上がってくるので、植物の生命力の高さには驚かされます🍀
前回までは、灌水チューブを割り箸改善で少し嵩上げして、水を出来る限り多くの赤ちゃん苗へ行き渡る様に努力しましたが、それでもかかっていない所はあり、その度に重たいホースをあちこちに引きずりながらの手灌水をしていました。 いとこのおじさんの絶大な協力もあり、鉄の棒を必要な長さに切って配置していく作業が出来ました。まずは2畝に1つの間隔で設置し、灌水チューブを上にあげることが出来ました。おじさん、ありがとうございます😊 灌水チューブが上に高くなればなる程、チューブに開いた小さい穴から左右に勢い良く飛び出す水が赤ちゃん苗に届けられる確率は高まります。それはつまり、しんどい手灌水の仕事が減り、もっと大事な仕事への手を回せることに繋がります✨ 動物の中でも、2足歩行になって、手が使える様になり道具を使い始めることによって目まぐるしい発展を遂げたのは人間だけです。人間であるからには、これからも知恵と道具と、それに挑戦する心を持ち続けたいと思いました。 もしかしたら、アイディアだけで、上手くいかないこともあるかもしれません。しかし、そうであっても、それは一歩ずつ成功という階段を登ってる途中なのだと思います。失敗を恐れずトライしなければ、成功はありません。そのことを胸に、今日の成功は皆んなで素直に喜びたいです😊
お水がきちんとかかっていない苗があったりして、一部萎れて枯れてしまいましたが、地面に直接置いていた灌水チューブを割り箸🥢を使って浮かす工夫をしたり、葉かき☘️をして枯れた葉🍁や余分な葉を取り除いたりしたことにより、残った苗がとっても元気になりました☺️ 枯れた苗も、一時はどうなることかと悩みましたが、『あんた達ならできる!』と苗を信じて、灌水と葉かきと肥料やりを続けた結果、一時は枯れていたのが嘘の様に復活しました✨生命力ってすごい❣️と感じた一方、言葉を話さない植物もいちごも、生きているんだなと再実感しました☀️ 根拠の無い自信だったとしても、信じてくれてる誰かがいると、想像以上の力を発揮することが出来るのは、人も苗も同じなのですね🤗 これからもいちご達を信じて、ちょっとしたことで一喜一憂したり気持ちがぶれる様なことなく、愛情いっぱいにこの子達を育てていこうと改めて思いました😊
左側の写真の様に、初めはかんすいチューブが地面を這っていました。そのせいか、30度超えの夏の異常な熱さ🌞なのか、両方なのか?赤ちゃん苗🌱が一部だけ、元気がなくなってしまっていました。 恐らく、一番の原因はかんすいチューブが低い位置にあり、赤ちゃん苗🌱はトレーの上の高い位置にあるので、水が届きにくい状態になっていたのだと思います💦 そこで、右の写真の様に割り箸を使って、潅水チューブを持ち上げて、より水がかかりやすい様に改善しました💡 これで、赤ちゃん苗達に、十分なお水をあげられます。良かったぁ☺動画もご確認ください!
葉かきとは、『苗🌱のダイエット』です。 人間でも必要以上の脂肪は落とした方が絶対にいいですよね。苗も必要以上に生えた葉を切り取ることで、より健康になります。 必要な量だけの葉っぱでスリムになった苗は、こんなにいいことだらけ💡・光を浴びやすく、光合成の効率が高まる。(代謝がイイ!)・風通しが良く、病気になりにくい。(スリムで健康!)・見た目がスッキリ。(異性にモテる!笑) ライザップのCMみたいに、ダーッダ、ダーッダ、タータタッタータッタター🎵ってBGMで回転テーブルの上で回したい気持ちはグッとこらえて写真📸でお見せしますが、左がBefore、右がAfterです。 葉かきをしたら、いちごの赤ちゃん苗同様、気持ちもスッキリしました⭐
Indeed、engage、Googleジョブ等にアルバイト・パートの募集を出しました!いちご栽培のお手伝いをして頂ける方、2名のお手伝いが欲しいです。 採用ページはコチラEngageの採用ページはコチラ 仕事内容は、・いちごへの水やり・土を盛り上げて畝を作る作業・赤ちゃん苗の移動、みかん箱に入れて冷蔵コンテナに積み込む作業などです。 しっかりフォローしていきますので、安心してお仕事いただけます! 福岡県三瀦郡大木町(最寄駅:八丁牟田駅)八丁牟田駅から自転車で10分 勤務時間:8:00 ~ 17:00(状況によっては7:00~16:00の場合もあります)時給 900円 ~ 950円
立派な根になりました! 形も👍ハンサムさんです。 根を張り、活着(かっちゃく)させることが出来ました。活着とは、苗の根が、土に根を伸ばした状態のことを言います。 活着すると土から水や養分を吸ってどんどんと大きくなります。 あまくてまあるいおおきなうまい いちごになりますように🍓😊🍓
赤ちゃん苗を支えていたオレンジ色のピンは、 赤ちゃん苗の根がしっかりと根付いたのでいらなくなりました。 人間でいうと首が座ったのと一緒ですね♬ ピンを抜くのと同時に、1トレイ24ポットあった苗を、 もっと、のびのびと成長してくれる様に、 隣のトレイに半分移し替えて、展開していきます。 明日の分の予想も含めて、5日間かけて、ゆっくり作業しています。 1日目 6月27日(月) ☁☔33.7 2人 250 トレイ 6,000 ポット 2日目 6月28日(火) ☁34.2 2人 250 トレイ 6,000 ポット 3日目 6月29日(水) ☁☀34.5 2人 250 トレイ 6,000 ポット 4日目 6月30日(木) ☀35 2人 175 トレイ 4,200 ポット 5日目 7月1日(金) ☀34 1人 80 トレイ 1,920 ポット 合計 1,005 トレイ 24,120 ポット 苗がとっても元気で嬉しいです✨
今日から防除(ぼうじょ)の作業に入りました。防除とは、殺菌・殺虫効果がある農薬を撒いて、疫病が出ない様に、病気や害虫からいちごを守ることを言います。 農薬を撒く作業自身は比較的時間はかかりませんが、段取りに時間がかかります。機械を準備したり、ホースを引っ張ったり、防護服を着て、マスクを付けたり、ということはもちろん、 その前に、まず数十種類ある農薬から、どの農薬を撒くか決めないといけません。どういう害虫か病気かによって撒く農薬が変わります。 また、農薬混合表を参考に、混ぜても問題無いかの確認が必要です。人間でも同じ薬をとり続けると効き目が薄れる様に、苗自身にも抗体が出来て効き目が薄れない様に、A農薬、B農薬、C農薬と連続して同じ農薬を撒かない様に気をつけなければいけません。農薬の世界はとても難しいです💦 今日の防除の作業は2時間かかりました。この後は、ピン抜きと展開です!
固形肥料のエコロングトータル40を赤ちゃん苗に撒きました。 前までは、花むすめという肥料を使っていましたが、これは2週間しか持たないので、 その名の通り40日間もつエコロングトータル40は効率的で手間を減らしてくれる優れものです。 ただ、25,26度という条件下で使った場合に40日間なので、30度近い夏場は実際には少し少ない日にちしか持たないかもしれません。 効果は絶大なので、軽量スプーンで1gを計りながら、1つ1つのポットに撒いていきます。 全部撒くのに2人で2.5日かかりました。2人でよく頑張りました! 日数 日付 天気 人数 トレイ数 ポット数 1日目 6月22日(水) ☁29 2人 402 トレイ 9,648 ポット 2日目 6月23日(木) ☀32 2人 402 トレイ 9,648 ポット 3日目 6月24日(金) ☔27 2人 201 トレイ 4,824 ポット 合計 1,005 トレイ 24,120 ポット これが終わったら、次は病気にならないための予防です。まだまだ作業は続きます(^^)/
  挿し苗とは、苗を土に挿していくことで、ランナーピンでクラウン部を押さえる「ピン挿し」とも言います。しかし、土に挿し始める前の準備が多いんです。・親株からのランナー切り離し、・病気や根が短い苗といい苗との選別、・更に栄養をいちごに渡す為の葉かき、・挿しやすい大きさへ切る作業の後にやっと、土に挿すことが出来ます。 この作業を基本的に女性2名とたまに1, 2名のヘルプが入り、13日間で24,120ポットの差し苗が完了しました! 日数 日付 天気 人数 トレイ数 ポット数 1日目 6月4日(土) ☀27 3人 21 トレイ 504 ポット 2日目 6月6日(月) ☀28 2人 57 トレイ 1,368 ポット 3日目 6月8日(水) ☀26 2人 71 トレイ 1,704 ポット 4日目 6月10日(金) ☁29 2人 96 トレイ 2,304 ポット 5日目 6月11日(土) ☁30 3人 132 トレイ 3,168 ポット 6日目 6月12日(日) ☀30 3人 90 トレイ 2,160 ポット 7日目 6月13日(月) ☔26 2人 54 トレイ 1,296 ポット 8日目 6月14日(火) ☔27 1人 24 トレイ 576 ポット 9日目 6月15日(水) ☁26 2人 55 トレイ 1,320 ポット 10日目 6月16日(木) ☀29 3人 115 トレイ 2,760 ポット 11日目 6月17日(金) ☀28 3人 105 トレイ 2,520 ポット 12日目 6月18日(土) ☔25 3人 86 トレイ 2,064 ポット 13日目 6月19日(日) ☔28 3人 99 トレイ 2,376 ポット 合計 1005 トレイ 24,120 ポット 予想では14日間かける目標が、13日間で完了しました。 本当に良く頑張りました!
これは親株(おやかぶ)の畝(うね)の写真です。 苗を増やす元になるものを「親株」と呼び、 親株から伸びるランナーに育つ「赤ちゃん苗」を増やしていきます。 赤ちゃん苗に栄養を全部渡してもらうために、親株の花はとってしまっています。 「畝(うね)」とは、土を盛って周囲よりも一段高くした、いちごのベッドです。 畝をつくると、土の水はけと通気性が良くなり、根も深く張りがよくなって、 生育が促されることと、いちごがなった時に蹴飛ばす心配もなくなります。 なんと、1つの親株から約50本のランナーがとれるそうです。 人間だったらギネス記録かと思いきや、 調べたら69人の子供を産んだ人がギネス記録でした。 人間ってすごい👶🏼
土入れとは培養土を写真のポットに入れていく作業のことを言います。写真のトレーには24個のポットが入っており、今回24,000ポットの土入れを行いました。 力仕事の重労働にも関わらず、女性2人で24,000ポットを5日間で完成させました! つまり、1日約4,800ポット、1日8時間として1時間当たり600ポット、1分当たり10ポット、6秒当たり1ポット完成した計算になります!そう考えると速い! 初めはゆっくりでしたが、試行錯誤を繰り返し、作業効率を限界まで高めて、とても速く作業を終えることが出来ました。2人共よくやりました✌
どのいちご農家も初めの1年目は、設備投資がまだ全然出来ておらず苦労すると聞きました。 Moë’sも皆さまの心温まる手助けを得ながら、少しずつ前に進んでいます。困った時に助けて頂ける周囲の方々の優しさや心遣いに、日々感謝の気持ちでいっぱいです。 写真の赤ちゃん苗の様に、初めは周りの助けがないと自分だけでは立てない、か弱い赤ちゃんからのスタートだったとしても、綺麗でおいしい実をつけて、一人前になれるように仲間と一緒に頑張ります。
写真がいちごの赤ちゃん苗です。いちごの赤ちゃん苗とは、親株のツル(ランナー)に出来る子苗で、この子苗を植えると、新しいいちごが出来ます。人と同じ様に、親子代々と性質が受け継がれるんですね。 赤ちゃん苗は、人間の赤ちゃんと同じくとてもかわいいですが、手がかかる所も同じです。首が座っていないので、土に植えてもピンで支えてあげなければいけません。お腹をすかさない様に、常に水をあげなければいけません。病気を心配し、いつも葉を気にしてあげないといけません。 しかし手間暇かけて育てると、立派な苺に育ち、周りを幸せにします。これも人間と一緒ですね。(^^)
準備した赤ちゃん苗達の中から、根が長くて、綺麗で健康な苗を選別することから始め、1個、1個丁寧に手作業でランナーを切り、葉っぱの数を調整し、根の長さを揃えた上で赤ちゃん苗を栄養の沢山入った土に差し始めました。1日に植えられる本数は限られていますが、赤ちゃん達が立派に育ってくれることを願って、1本1本丁寧に心を込めて、愛情深く手作業で行っています♡
いちごと共に歩む軌跡です。 いちごは野菜か? 果物か?木の実は果物。草の実は野菜と分類するそうです。いちごは草の実の為、なんと野菜になるそうです。実際には果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれることもあるそうです。